2025/04/25 13:34
「自分の部屋や車の中がなんだか臭う…もしかして加齢臭?」
年齢を重ねるにつれて気になってくるのが、いわゆる「オヤジ臭」とも呼ばれる加齢臭や、30代後半から40代にかけて発生しやすいミドル脂臭。これらのニオイは一度染み付くとなかなか取れず、お部屋や車の中の空気をどんよりとさせてしまいます。
でも、諦めるのはまだ早いです!
加齢臭やミドル脂臭といった体臭が原因で部屋や車にこもったニオイを徹底的にケアする方法と原因と対策、そして日々の予防策までご提案します。
1.なぜ体臭が部屋や車の中に染み付いてしまう?
1-1.汗と皮脂の酸化
加齢臭やミドル脂臭の主な原因は、汗や皮脂が酸化・分解される際に発生するノネナールやジアセチルといった物質。
これらは油性の性質を持つため、布製品や壁などに吸着しやすいのです。
1-2.生活習慣
食生活の偏りや運動不足、睡眠不足などは、体臭を強くする原因に。
1-3.換気不足
部屋や車内の換気が不十分だと、ニオイの成分が空気中に滞留し、さらに染み付きやすくなります。
衣類や寝具: 汗を吸い込んだ衣類や寝具を放置すると、雑菌が繁殖しニオイの原因に。
2.空間に染み付いた体臭を消すには?
2-1.換気の習慣をつける
天気の良い日はもちろん、短時間でも良いので定期的に窓を開けて換気しましょう。
対角線にある窓を2つ開けると、空気の流れができて効果的です。
2-2.換気扇を活用
お風呂場やキッチンの換気扇は、室内の空気を排出するのに役立ちます。
24時間換気システムがあると理想的。家中の換気の対流が生まれ、ニオイの蓄積防止に。
2-3.空気清浄機の導入
ニオイ対策に特化したフィルターを搭載した空気清浄機は、室内のニオイ成分を吸着・分解してくれます。
2-4.洗えるものは徹底的に洗濯
長期間洗っていないカーテンやラグは、ニオイの温床になっている可能性あり。
洗濯表示を確認し、洗えるものであれば定期な洗濯がおすすめ。
毎日肌に触れる寝具カバーやシーツは、あまり汚れていないように見えてもこまめに洗濯するのが基本です。
枕カバーはできれば毎日洗うのがおすすめです。
2-5. 洗えないものは丁寧に拭き掃除&消臭
・壁や床など:固く絞った雑巾で水拭きした後にアルコール系のクリーナーで拭き、ある程度のニオイを取り除く。
・布製のソファや椅子など:重曹水をスプレーしてしばらく置いてから拭き取ると消臭効果が期待できる。
・革製品:専用のクリーナーでメンテナンスを。
・畳やカーペット: 重曹を粉末のまま振りかけ、数時間置いてから掃除機で吸い取ると、消臭効果が。
2-6. 年に1度くらいはプロの力を借りる
ハウスクリーニングサービスは、自分ではなかなか落とせない頑固なニオイも徹底的にクリーニングしてもらえます。
3.気になる体臭による「空間のニオイ」リフレッシュ法
3-1.換気をしっかり
可能であれば、短時間でも窓を開けて走行し、空気を入れ替えましょう。
3-2.エアコンの外気導入モードを活用
内気循環だけでなく、定期的に外気導入モードに切り替えることで、新鮮な空気を取り込むことができます。
3-3. シートやフロアマットの清掃
掃除機で丁寧に吸い取る: シートの隙間やフロアマットに溜まったホコリやゴミは、ニオイの原因になります。丁寧に掃除機をかけましょう。
3-4.シートクリーナーの使用
布製のシートには、専用のクリーナーを使って拭き掃除をしましょう。革製のシートは、専用のメンテナンス用品でお手入れを。
3-5.フロアマットを洗う
洗える素材であれば、フロアマットを取り外して洗いましょう。
3-6. 消臭剤や芳香剤を活用
置き型・スプレー型の消臭剤: 車用の消臭剤を活用し、気になるニオイを中和・吸着しましょう。
3-7.エアコンフィルターの交換
エアコンフィルターが汚れていると、カビや雑菌が繁殖し、嫌なニオイの原因になります。定期的に交換しましょう。
3-8. 天日干しでリフレッシュ
シートやフロアマットを天日干し: 可能であれば、シートやフロアマットを車から取り外し、天気の良い日に天日干しすると、消臭・除菌効果が期待できます。
4.部屋や車内に置いてニオイを抑えるアイテムは?
4-1.炭
多孔質構造で、ニオイの元となる物質を吸着する効果があります。
備長炭や竹炭などがよく知られています。置いておくだけでなく、空気清浄効果や調湿効果も期待できます。
4-2.重曹
研磨作用や脱臭作用があり、様々なニオイに効果を発揮します。粉末のまま容器に入れて置いたり、水に溶かしてスプレーしたりするのも良いでしょう。
4-3.コーヒー豆かす
乾燥させたコーヒー豆かすにも、消臭効果があります。通気性の良い容器に入れて置いておくと、ほのかなコーヒーの香りも楽しめます。
4-4.緑茶の茶葉
煎った茶葉や出がらしを乾燥させたものも、消臭効果があります。不織布の袋などに入れて置いておくと良いでしょう。
4-5.アロマストーン
電気を使わずに、精油を染み込ませて香らせるアイテムですが、無香料のクレイ素材のものを選べば、微弱ながら吸着効果も期待できます。
4-6.観葉植物
一部の観葉植物には、空気清浄効果があると言われています。ニオイの元となる物質を吸収してくれるものもあります。サンスベリアやポトスなどが比較的育てやすく、効果も期待できるでしょう。
4-7.活性炭シート
車のシートの下や足元などに置いておくと、気になるニオイを吸着してくれます。
4-8.珪藻土
吸湿性が非常に高い素材で、水分と一緒にニオイの元となる物質を吸着する効果も期待できます。
コースターやトレーなど、様々な形状のものが市販されています。
【最後に】
そもそもニオイを発生させない習慣を
加齢臭やミドル脂臭といった体臭は、お部屋や車の中のニオイの大きな原因となります。
普段から、毎日の入浴で汚れとニオイ原因を落とし、睡眠を十分にとってストレスの少ない生活を。
この記事で紹介した方法を参考に、諦めずに根気強くニオイケアに取り組んでみてください。
自分のニオイが気になったら
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