2025/03/19 09:03

汗の臭いが気になることはありませんか?
また、汗をかいてるのに臭いがしないという経験もありませんか?


実は、

汗には臭うものと臭わないもの

があるんです。


当ブログでは、その違いと、臭いを抑えるための対策を分かりやすく解説し、対処法もお知らせしていきます。





1. 汗の種類:私たちの体には、主に2つの汗腺   



1.1 エクリン汗腺


全身に広く分布    

体温調節が主な役割    
成分のほとんどは水分と塩分で、基本的には無臭    
皮膚の細菌が汗の成分を分解すると臭うことがある    


1.2 アポクリン汗腺


脇の下や陰部など、特定の部位に分布    

思春期に活発になる    
水分以外にタンパク質や脂質など、臭いの元になる成分を多く含む    
分泌された汗は無臭だが、皮膚の細菌が分解して特有の臭いが発生する(ワキガの原因)    





2. 臭わない汗(エクリン汗)の理由



エクリン汗は、ほとんどが水分で、臭いの元になる成分が少ないため、基本的には臭いません。
汗腺を通る際にミネラルなどが再吸収されることも、無臭である理由の一つです。   





3. 臭う汗(アポクリン汗)の理由



アポクリン汗には、細菌が分解して臭いを作るタンパク質や脂質が多く含まれています。
特に脇の下は細菌が繁殖しやすく、アポクリン汗が分解されて強い臭いが発生しやすいのです。   





4. 汗の臭いに影響を与える要因



汗の臭いは、汗腺の種類だけでなく、様々な要因で変わります。


4.1 食生活

肉や乳製品は汗の臭いを強くする可能性    
ニンニクや香辛料も臭いの原因になることがある    
野菜や海藻類は体臭を抑える効果が期待できる    


4.2 ストレスや感情

ストレスでかく汗は臭いが強くなることがある    
ストレスは皮脂の酸化を促し、臭いの原因になることも    


4.3 衛生習慣

汗や皮脂を放置すると細菌が増え、臭いの原因に    
習慣的な入浴で清潔に保つことが大切    


4.4 衣類の素材

通気性の悪い素材は細菌を繁殖させやすい    
綿や麻など、通気性の良い素材を選びましょう    


4.5 水分補給

水分不足は汗の濃度を高め、臭いが強くなる可能性    





5. 汗と臭いを管理するためのヒント



5.1 衛生習慣

毎日入浴やシャワーで体を清潔に    
汗をかいたらすぐに拭き取る    


5.2 制汗剤とデオドラント剤

制汗剤で汗を抑え、デオドラント剤で臭いを防ぐ
クリーム、スプレー、ロールオン、スティックなど様々なタイプがある
汗をかく前に使用すると効果的


5.3 衣類の選択

通気性の良い天然素材の服を選ぶ    
汗をかいたら着替える    
吸湿性・速乾性のあるインナーも有効    



5.4 ストレス管理

ストレスを溜めないように、休息やリラックスを心がける    



5.5 食事の工夫

脂っこい食事や肉類は控えめに    
野菜や海藻類、緑茶を積極的に摂る    
こまめな水分補給も大切    




まとめ

1.臭いを発する汗=アポクリン汗
2.アポクリン汗にはタンパク質や脂質など臭いの原因になる成分を多く含む
3.アポクリン汗そのものが臭うのではなく、細菌と混ざることで臭いを発生する
4.臭う原因は不潔にしている事だけでなく、食生活やストレスなどの身心の状態も影響
5.対処法はこまめな入浴と汗の拭き取り、衣類の工夫、身心のリラックス



アポクリン汗にはタンパク質や脂質が多いとの事で、肉類を多く摂取することは臭いを発生させやすいカラダを作っていると言えます。清潔な習慣と共に食生活も考慮してニオイケアをしていきましょう。




自分のニオイが気になったら